スゴ技ワンカットムービー「paymo Table Trick」をスキップせずに見てほしい
今年の1月18日に公開された「paymo Table Trick」という動画が凄いのです。何が凄いかをこれから説明します。
「paymo」という新しいアプリの宣伝動画
この動画は「paymo」という「わりかんアプリ」の宣伝のために作られたブランドムービーで、アプリのリリースと同時に公開されました。アプリのダウンロード数を増やすためにどうやら多額の宣伝費が投入されているようであり、YoutubeやFacebookの広告で目にした方も多いのではないでしょうか。現時点(2月3日)でYoutubeでの再生回数は28万回となかなかの数字になっています。
とはいえ、広告動画はほとんどスキップされてしまうこのご時世。28万回の中で、最後まで動画を見た、という方はもしかしたら多くないかもしれません。
そんな方々にも改めてこの動画を見て頂きたいと思います。
ノンCG、ほぼワンカット撮影で一度もミスが許されない
という状況の中で、次々とテーブルクロス引きを成功させる女性が主人公です。最初は彼氏らしき男をビンタしてからのテーブルクロス引き。続いて女子会でテーブルクロス引き。さらには合コンでもテーブルクロス引き。
華麗にスゴ技を見せるこの女性は、モデルの川口カノン。まだ20歳とは思えない大人の表情もすごく良いです。身長が175cmあって、本当に美しいモデルさんです。
クライマックスでは、野外パーティーでタクシーでの大規模なテーブルクロス引き。これはタクシーの運転手が凄い。
これらをワンカット撮影するためにどれくらいの苦労があったことでしょう。よく見ると、一番最初のシーンで「Take49」という文字が。
ひたすら曲が良い
動画のクオリティをさらに引き上げているのが、「paymo」オフィシャルソング『それでいいの!』。数々のコンテンツを手掛けてきたクリエイター・眞鍋海里が作詞を担当しています。これでもかと韻を踏みつつ、「わりかんアプリ」の性質を生かし切った抜群の歌詞ですが、まさか音楽家ではなくCMプランナーが手掛けているとは。
KAIRI MANABE (@gattamanJP) | Twitter
作曲はENJOY MUSIC CLUB(通称:EMC)のトラック担当・江本祐介。ENJOY MUSIC CLUBはバカリズム原案・脚本の日本テレビ系ドラマ『住住』主題歌を担当して勢いに乗っており、さらに江本祐介はソロとしても乃木坂46・桜井玲香の個人PVの挿入歌だった『ライトブルー』のMVが先日公開される(余談ですが、こちらもワンカット撮影です)など、音楽家として乗りに乗っている状態ではないでしょうか。
歌うのはおかもとえみ。昨年『夜にダンス』という曲をリリースしたバンド・フレンズのボーカルです。元々はTHEラブ人間のメンバーでもありました。
フレンズ(おかもとえみ)×ENJOY MUSIC CLUB(江本祐介)という組み合わせが実現したことで、極めてポップな名曲が誕生。アプリのオフィシャルソングに留めておくには勿体ないクオリティだと思います。
この2人は以前にも『POOL』という楽曲でコラボ(江本がトラックを担当したおかもとえみのソロ曲)しています。この曲はR&Bテイストが気持ち良い、全く違う雰囲気の楽曲。
「paymo」というアプリが浸透するかどうかはわかりませんが、宣伝動画にここまでの気合いを入れてきた以上、アプリ自体のクオリティにも期待したいところです。